アジアの途上国から 主婦の戯言

日本人もそこそこ住んでるアジアの途上国で、専業主婦が綴るどうでもいい話。

途上国のおむつ事情

お子さんのおむつが外れたのって、いつでしたか? うちは3歳になる頃から、普通のパンツを履いて、トイレに座ってするようになりました。

ちょうどその頃、日本からここへ越してきたんですけど、年中暑い国なので、ムレてかぶれるのも可哀そうだし、漏らしても履きかえればいいやって、おむつをやめたところ、すんなりパンツ生活になりました。


途上国の子どもって、おむつ外れがものすごく早い気がします。というか、そもそもおむつをしていない子が多いです。パジャマみたいに楽ちんなズボンを1枚ペロっと履いて、下にはパンツもおむつも履いていなかったり、ズボンもパンツも履かないで、おしり丸出しの子もいます。失敗しても、おしりを洗ってそのままです。

 

近所の子は、夜だけおむつを使っていたようですが、よちよち歩きの頃からひとりでトイレに座っていました。その家では、おまるの代わりに、子どもが砂遊びに使うような小さなバケツを使っていたんですけど、トイレがしたくなると、よちよち歩きでそのバケツを持ってきて、家の横で座ってるんですよ。初めて見たときはびっくりしました。

 

おしり丸出しとは違いますけど、日本でも早い時期からおむつをつけないでトイレに座る、おむつなし育児をしている人がいますよね。赤ちゃんの「しそうかな?」を察知する。途上国の人って、これを当たり前のこととしてやってるだけなんですよね、きっと。


一方、私はかなりの手抜き母ちゃんです。子どもは0歳のときから保育所に預けて、仕事に戻りました。おむつなし育児は、慣れてしまえば楽だと言われていますが、保育所では紙おむつだし、仕事行く前に失敗でもしたら...なんて考えると、実践する気になりませんでした。結局、家でも保育所でもずっと紙おむつ。でも、トイレトレーニングが大変!なんてことも、全くありませんでしたよ。


私が今住んでいるところには、外国人在住者もそこそこいて、在住者御用達のスーパーマーケットには、有名メーカーのおむつも揃っています。が、どれも超高級品です。日本に比べると随分物価の安い国ですけど、おむつの値段は日本以上。富裕層にしか買えません。しかも、日本で売っているものより質が落ちます。同じメーカーでも素材とか違うもんなんですね。

 

引っ越して間もなくパンツ生活を始めてくれた子どものおかげで、食費を削って買った高級おむつは3パック程度。子どもに感謝です。